第46期『ディベート大学』は、4月28・29日、開催されました。

参加者と論題は下記の通りです。初日57名、二日目64が参加。 第7期生の森かおりさんは京都から三年ぶりの参加でした。 学生時代から参加し卒業後は社会人として活躍中で知的満足を 求めての再度の参加です。「供遠方より来る、また楽しからずや」。 今回は大学生が10名参加。28日は論題は統一で「首相公選制は是か非か」。 小泉総理大臣就任直後で時機を得た論題になりました。29日は今年二度目 の中国問題です。中国問題は出版のためにさらに研究と分析を深めて行きた いと思います。

●4月28日(土)9時半〜18時・(計57名参加・敬称略)

B教室(46期生の新人とベテランの混合)
  ・論題『首相公選制は是か非か』
   肯定側  青木、森、本島、三浦、羽田、尾崎、馬場
      否定側  田村、河原、西岡、本貞、福田、水落、石塚
  ・論題『首相公選制は是か非か』
      肯定側  押田、里村、大嶋、佐藤、大橋、浅井
   否定側  冨士、福崎、島田、半夜、沢野、吉岡
・論題『首相公選制は是か非か』
   肯定側  川原、蓮本、中村、鶴見、渡辺(和)、宇敷、米岡、小林
   否定側  石原、河村、中島(和)、橋本、西村、山賀、今井、豊城
  ・論題『首相公選制は是か非か』
   肯定側 山下、正木、森下、風間、武本、吉本、横内、田中
      否定側 柴田、杉田、長井、中島(孝)、塚越、小宮、小林
★解説
 ◆肯定側はちょうど小泉人気とあいまって追い風であった。肯定側の主論拠を
単純化すると「すべての国民が日本のリーダー選びに参加できる」という民主
主義の本質につきる。80%の支持率は首相公選制を証明するような数字である。
◆しかし、問題は肯定側に代表される国民の意識には、
(1)天皇制(2)議会制民主主義(3)ポピュリズムと衆愚政治の危険などの視点が
欠落している。
否定側は上記(1)から(3)までの論点からの主張が必要である。
◆空気や雰囲気で首相公選制を論じるのではなく、
歴史と伝統を有する現行制度をもっと研究する必要がある。
イギリス、オランダ、スエーデンなど王室を守る欧米先進国は議会制民主主義である。

●4月29日(日)9時半〜17時(計61名参加)
  (見学は中村孔治氏、長谷川賢二氏)

A ・論題『中国は世界最大の市場になるか否か』
   肯定側 冨士、川原、鶴見、三浦、松竹、尾崎、本島
     否定側 青木、時松、今井、村田、坂田、水落、吉岡、半谷
    ・論題『中国の経済力は脅威か否か』
   肯定側 押田、山下、中島(孝)、塚越、吉本、米本、豊城
      否定側 石原、森、石川、堀内、蓮本、松田、佐藤、石塚
・論題『中国の経済力は脅威か否か』
      肯定側 田村、杉田、橋本、仲渡、西村、横内、小林(武)、藤田
   否定側 柴田、河村、稲嶺、渋谷、小宮、福崎、沢野、大嶋
  ・論題『中国は世界最大の市場になるか否か』
   肯定側 斉藤、正木、中島(和)、小鶴、里村、宇敷、田中
   否定側 河原、長井、永野、渡辺(和)、大橋、羽田、福田、浅井

★解説
◆第一、中国市場は世間でいわれるようなバラ色なのか否か。
(1)中国は一党独裁の
共産主義体制であること。
(2)自由な「市場主義経済」ではないこと。
(3)中国社会には
資本主義的精神が未成熟であること。
(4)米国との軍拡競争でソ連崩壊のようなことは起き
ないか否か。などが論理構築のポイントになる。
◆第二、中国の経済力の脅威の問題。
(1)中国は世界のもの作りの中心・工場になりつつある。
(2)安価な労賃を求めて進出するという、目先のことしか考えない短期志向の日本の
やり方が、結局、中国を最大のライバルに育てている。
鉄鋼、造船、半導体など韓国の二の舞以上の巨大な脅威になる恐れあり。
(3)国益という視点でみると、日本には「企業があって国家なし」である。
ユニクロの成功は手放しで祝福できるのか否か。ユニクロ栄えて日本の縫製業滅ぶ。
中国栄えて日本衰退する。日本の産業、企業、雇用を防衛という戦略があってもよい。

■アルコールディベートと女性は「ディベート大学」の花・・・・・・・
「楽市」で57名が参加し、大盛況でした。総合司会は川原正範さん。
森かおりさんも三年ぶりの参加。押田さん、吉本さん、正木さんの般若心経は
圧巻でした。誰が坊さんらしいか。